エラス公爵家関連
▮ エルウィン
イシュター伯エルウィンはアデアの祖父です。
彼は最初にエラスの女公爵と結婚し、2人の娘が産まれました。
しかし20年後、彼の妻と長女は不審な死を迎え、
下の娘であるケイリーをエラスの女公爵としました。
ネタバレ
ルシールによると、彼はエラスの継承を確実なものにする為に、
2回りも年上のファビアンとの結婚を若いケイリーに強いたそうです。
彼には最初の妻の死後再婚し、コナーという15歳の息子がいます。
コナーはエロディの選択に従い、彼の父の称号を受け継ぐかもしれません。
22週目にエロディはアデアの保護者として祖父であるエルウィンを選択できます。
エロディが婚約していない場合、彼は彼女が孫と結婚するように提案します。
彼の元にアデアを送る場合、彼は孫を暗殺者の手から守ることができず死なせてしまいます。
その報告を受けて、エロディは彼を非難することができます。
娘のケイリーの死後から現在に至るまで、
彼女の死の責任に関して、彼とファビアン双方ともにお互いを非難し、
問題を解決できずにいました。
▮ イシュター伯爵夫人
エルウィンの後妻でコナーの母。
彼女の息子の年齢を考えると、彼女は恐らく夫より若い年齢でしょう。
▮ コナー 15歳
エルウィンの息子で、イシュターの相続人。
アデアが死に、エルウィンが投獄もしくは処刑されるならば、
彼がイシュター伯爵になるでしょう。
▮ 名もなきエラスの女公爵
ケイリーの母であり、エルウィンの最初の妻。
彼女はケイリーの幼い頃に不審な死を遂げました。
▮ 名もなきエラスの子女
ケイリーの姉。エルウィンの長女。
彼女はケイリーの幼い頃に不審な死を遂げました。
▮ ケイリー 享年17歳(ゲーム開始の12年前に死去)
前エラス女公爵。
アデアの母。ファビアンの妻でありエルウィンの次女。
ネタバレ
エラス公爵家は、何世代にもわたってセドナとタラッセのエージェントにより何度も暗殺の犠牲になってきました。
彼らは最終的にケイリーの母と姉の命を奪い、
幼いケイリーを一族の唯一の生存者として残しました。
彼女と爵位を守るために、エルウィンはケイリーを年老いたファビアン伯爵と結婚させました。
しかし、ケイリーはアデアを産んだ直後に17歳で亡くなってしまいました。
このため、彼女の死の責任は誰にあるのかをめぐり、
ファビアンとエルウィンの間で激しい論争を巻き起こしました。
彼女には亡くなる前に、
リラー女公爵アリッセの2番目の夫であるヤエルに暴行を受けたのではないかとの噂があります。
▮ ファビアン 60歳
ティタン伯爵ファビアンは、アデアの父です。
彼は20週目に老衰で死ぬまで、アデアの為に摂政としてエラスを管理しています。
14週目に神託チェックに成功し、彼の死の予兆を感じ取ることができるならば、
息子の摂政問題を17週目の舞踏会で話すことができます。
ファビアンはそこで、アデアと歳が近く彼を可愛がっている義理の姉のアデルと一緒に
いさせて欲しいという、彼の希望を表します。
彼はまた、彼と亡き妻ケイリーの父であるイシュター伯爵エルウィンとの間で、
「誰が一番ケイリーの死に責任があるのか」に関する彼との争いに言及するかもしれません。
ファビアンは生涯3回結婚しました。
彼の2番目の妻であるケイリーは、家族を相次いで亡くし、
非常に若くしてエラスの女公爵となりました。
そして、彼女はエラスの為に結婚させられ、アデアを産んで死亡しました。
彼の3番目の妻はリラーの女公爵であるアリッセです。
彼は60歳の時に亡くなっていますが、
これはノヴァ貴族の典型的な平均寿命を示唆しています。
リラー公爵家関連
▮ ナリン
リラー女公爵アリッセの最初の夫。ヒヤシンス、コリサンデ、ケヴァン、シャルミオンの父。
彼の長子ヒヤシンスはアリッセと結婚する前に別の女性との間に産まれました。
▮ ヤエル
リラー女公爵アリッセの2番目の夫。キラン、サデウス、アデルの父。
ネタバレ
彼は貴族と結婚し、すぐにその権力を乱用するようになった平民でした。
彼には長い暴力の歴史があり、ケイリーが結婚して亡くなる前に暴行したとの噂がありました。
彼は継子であるケヴァンに対して性的虐待をしました。
それは実子であるサデウスに目撃され、サデウスはその心の傷を抱えたまま成長しました。
その事件の後、リラー女公爵は彼と離婚しました。
その理由は世間には知られていませんでしたが、彼がケヴァンを虐待したことが関係している可能性は高いでしょう。
アリッセは二度とケヴァンに近寄らないように言いましたが、それでもケヴァンに近づこうとする為、
彼女はヤエルを事故にみせかけて殺害させ、遺体は森に捨てられました。
それ以来、アリッセとケヴァンは疎遠なままです。
明示はされていませんが、アリッセは愛情から彼との結婚を選択したという説もあります。
この説は、アリッセの政治的な考え方が平民との結婚を決めたことと矛盾していることと、
それが二人の結婚にもたらした論争によって支えられています。
そうであると見るならば、これがリラー家の状況をより悲惨なものにしてしまうことがあります。
ケヴァンが異性愛者でない場合、ヤエルの捕食的な「愛情」は、彼の継父に対する純粋な魅力、
あるいはケヴァン自身が完全には理解していなかった一般的な同性の魅力を食い物にしていた可能性があります。
また、歴史上の多くの虐待者や強姦者のように、
ヤエルがケヴァンの沈黙を守らせ、自分が引き起こした苦痛の責任を転嫁した可能性もあります。
この場合、彼はケヴァンに、アリッセへの裏切りの共犯者であると思い込ませたのでしょう。
▮ キラン ◆ 19歳
アリッセとヤエルの息子。
彼はリラーの相続人にケヴァンを差し置いて選ばれました。
エロディが彼が肉体的に魅力的(ハンサム)だと表現していますが、
それ以外の特徴は記されていません。
彼はアデアが死ぬ場合のエラス継承に関して、
そしてアリッセが死ぬ場合の1つのイベントと
結婚候補としての2つのエピローグで言及されています。
ネタバレ
・アリッセが内戦の結果処刑された場合、キランはエロディを丁寧に拒絶します。
ただ、母親の死によって断ったのではないと強調します。しかしそれは明らかな嘘でした。
・アリッセに暗殺者を送って殺害した場合、
キランはエロディと喜んで結婚するでしょう。
しかし、しばらくしてエロディと彼の母親の「自然な」死を関連づける文章が発見され、
キランは反乱の準備を始めます。
▮ サデウス ◆ 18歳
リラーのサデウスは、アリッセとヤエルの息子であり、
コリサンデ、ケヴァン、シャルミオンとは異父兄弟、
キランとアデルとは同父兄弟です。
ネタバレ
彼は幼い頃、異父兄ケヴァン(兄自身深く傷ついている状態)を「誘惑する」父ヤエルを目撃しました。
そしてその後のヤエルの「事故」死は彼に悪影響を与えたかもしれません。
この結果、彼は狂暴なトラブルメーカーです。
しかし、彼が時間と共に快方に向かうことができる(正常な結婚によって)と彼の母は思っています。
内戦に直面するならば、エロディは彼との結婚を強いられることがあるでしょう。
エロディはアリッセに摂政としてこの国の統治を委ね、
サデウスと結婚する(エピローグには表示されず、ゲームは途中で終了する)ことができます。
また内戦勃発後の交渉で妥協案を出して受け入れられたり、
グウェナエルの誕生日パーティでアリッセと直接交渉し
彼女を特別顧問とし統治を引き続き行うことにすれば、
サデウスと婚約することになります。
彼の不安定さは、エピローグで示されます。
・エロディがトガミを歌でなだめるならば、サデウスは彼らが関係を持っているのでは疑います。
しかし、彼は時折考え込むことを越えて、疑いに従って行動しない為、
表面上はわかりません。
・エロディがサデウスとの婚約の為に、バニオンとの婚約を破棄した場合、
30週目以降にバニオンからの手紙が届きます。
そこで宮廷作法≧60の状態で賠償として200ラッシを支払って彼をなだめていない限り、
バニオンはエロディが他の男性と関係を持っているという噂を立てようと決意します。
彼女がその噂の反証を挙げることができなければ、サデウスは速やかに彼女と離婚します。
しかしアリッセならばバニオンが噂の元だということを明らかにすることができます。
その場合、彼は貴族たちの物笑いの種となり、エロディとサデウスが別れることはないでしょう。
・エロディが上記のようにバニオンと婚約破棄した場合、
会話術チェックに成功すると誘いの手紙を寄越します。
提案を受け入れるならば、彼らの子供が「金髪」で生まれ、周囲に疑惑を持たせます。
サデウスは自分自身と他の皆にエロディの不義のどんな証拠も激しく否定します。
▮ アデル 16歳
アリッセとヤエルの最年少の娘です。彼女は激しいスポーツウーマンとして描かれています。
彼女は義理の弟であるアデアをかなり可愛がっているといわれています。
17週目にエロディがファビアンと話をすると、アデアがアデルと一緒にいることを提案します。
そして、22週目に彼女をアデアの補佐役として指名できます。
その場合、エロディが内戦に直面したとしても母に組せず、アデルは中立を保ってくれるでしょう。
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▮ セヴェリン 36歳
キガル公爵。シャルミオンの夫であり、リンリーの父でもあります。
リラー公爵アリッセは彼の義母。
リンリーはエロディの配偶者になる可能性があります。
エロディが不信任投票に直面した場合、
セヴェリンは息子の一人と結婚する機会があると判断するならば
エロディに有利な投票をします。
エロディがすでにタラリストと婚約しており、リンリーと踊っていないならば、
彼は投票しません。
彼の子供の年齢(すでに法的に大人であるはずの長男がいる)にも関わらず、
彼は相続人を決めていません。
誰が最も有望であるかが明らかになるのを待ってます。
エロディが彼の息子の1人であるリンリーに興味を示したら、
リンリーが指名されるかもしれません。
彼と彼の妻は、大部分の貴族に比べて大家族です。
政略結婚の本質を考えると、これは彼らが愛情のある関係を築いている為か、
義母アリッセの多くの家族を持つことは貴族の義務という考えに同意しているからか、
あるいはその両方である可能性があります。
彼の肖像はローレントと同じで、髪の色、表情、衣服に変化を加えたものです。
▮ シャルミオン
ナリンとアリッセの娘で、コリサンデとケヴァンの妹、そしてセヴェリンの妻です。
エロディがアリッセを怒らせるのならば、彼女は内戦の扇動者の1人になるでしょう。
そうでないならば、ほとんどゲーム中で言及されません。
彼女と夫は大抵の貴族に比べて大きな家族を持っています。
母アリッセの、多くの家族を持つことは貴族の義務という考えを受けてのことなのか、
夫セヴェリンとの愛情による結果なのか、あるいは両方なのかもしれません。
▮ ブラム 17歳
セヴェリンとシャルミオンの長男。彼については何も言及されていません。
▮ リンリー ◆ 16歳
セヴェリンとシャルミオンの次男。
▮ ブライス 15歳
セヴェリンとシャルミオンの三男。彼については何も言及されていません。
▮ レムス 11歳
セヴェリンとシャルミオンの四男。彼については何も言及されていません。
▮ アストリッド 10歳
セヴェリンとシャルミオンの長女であり5番目の子。彼女については何も言及されていません。
▮ ヘイル 8歳
セヴェリンとシャルミオンの五男であり6番目の子。彼については何も言及されていません。
▮ ペリ 6歳
セヴェリンとシャルミオンの次女であり7番目の子。彼女については何も言及されていません。
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▮ ノル 8歳
ミード女公爵コリサンデとイグナティウスの息子で、ブリオニーの弟。
イグナティウスがウルサル公爵になった場合、ノルは彼の後継者になります。
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▮ パウルス(前ウルサル公爵)
ジュリアナとイグナティウスの父であり、恐らくは高齢でこの世を去りました。
ネタバレ
彼はウルサルの摂政であることと、
自身と同じく悪名高い貴族であるヒヤシンスとの関係の
両方について論争の的になる人物でした。
理由はわかりませんが、彼は何故か長子であるイグナティウスを相続人にせず、
その妹であるジュリアナを指名しました。
ウルサル公爵家の慣例に従って、彼はルーメンであり、
彼のクリスタルをジュリアナに譲りました。
彼はバイセクシャル、または同性愛者でもありました。
そしてヒヤシンスと彼の関係を考慮すると、
子をなすことは政治的な妥協であったかもしれません。
これらの2つの事実は娘(彼は彼女にウルサル公爵の称号を伝えた)に、
彼がより馴染んだ理由なのかもしれません。
しかし、これは純粋な推測に過ぎません。
また、イグナティウスが社会からのはみ出し者にならない為に、
父のクリスタルを拒否した可能性もあります。
それはウルサル公爵家においては、公領を継ぐのを拒否したも同じことになります。
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▮ ヒヤシンス 20代後半〜30代前半に死去
前ミード公爵。
ナリンの息子。アリッセの継子であり、
コリサンデ、ケヴァン、シャルミオンの異母兄にあたります。
ネタバレ
彼は大変な快楽主義者で非常に悪名高い人物でした。
そして、生涯結婚はしませんでした。
彼は若く魅力的な使用人を雇い入れては、「事故」としてそれらを殺していました。
13週目に不運な使用人の家族である毒殺未遂犯の女性が、
現ミード公爵であるコリサンデを殺害しようとしたのはこの為です。
エロディに高い国内情勢があれば、
毒殺未遂犯が見当違いの人物を害そうとしたことが判明します。
彼には、彼よりも非常に年上の前ウルサル公爵パウルスとの関係がありました。
彼のことを生涯のパートナーであると宣言しましたが、
ちょうど1年後になって彼らの関係を終わせました。
彼はアリッセの命令で暗殺されました。
皮肉にも、彼の死は事故か自殺のように見えるように手配されました。
高い塔の窓から落ち、彼は死にました。
彼の死後、彼の称号は異母妹であるコリサンデに受け継がれました。
サドベリー公爵家関連
▮ ヤニク 60代で死去
前サドベリー公爵。
ディス女伯爵リエケの最初の夫で、グウェナエルの父。
リエケは彼女の2倍以上の年齢であるヤニクと結婚し、
相続人であるグウェナエルを産んだ後、すぐに離婚しました。
貴族はこの行為がひどく失礼であると考えましたが、
年老いた公爵には明らかに異議はないようでした。
彼はゲーム開始前である1年ほど前に亡くなり、
グウェナエルに称号が受け継がれました。
▮ アンシェト ◆ 8歳
アンシェトは、ディス女伯爵リエケとベネットの子であり、
グウェナエルの異父弟、バニオンとブリンの甥にあたります。
そして、ディス伯爵の相続人です。
彼は39週目で残酷さが低い場合、エロディの結婚候補になります。
ネタバレ
エピローグでは、エロディとグウェナエルが以前、
小さなアンシェトと結婚する可能性について冗談を言いました。
女王になって8年後、驚いたことに、
彼がその冗談を真に受けていたことが分かり、エロディに恋をしていました。
この結婚が別の冗談ではないことを、
グウェナエルに説明するのは苦労するだろうという記述があります。
その他
▮ シェーン ◆ 年齢:24〜25
ミマ伯爵。17週目にダンスの相手に年上を選んだ場合、言及される貴族です。
ゲーム中で彼はエロディより10歳年上だという記述があります。
エロディは彼が魅力的であると思っていますが、
それ以外の彼のことについては何もわかっていません。
残酷なエロディがエブラードと結婚したいと思い、
彼に逃げられた場合は、彼女は代わりにミマ伯爵と結婚します。
ネタバレ
彼との間に2人の息子がいますが、
彼も子供たちもブルーベリーのクッキーを食べることは
固く禁じられました。
▮ ペストリーの伯爵 ◆
彼は海外のゲームファンによって「Earl of Pastry(ペストリーの伯爵)」と呼ばれているようです。
39週目に誰とも結婚しないことを選択した場合、
残酷さが低ければ結婚相手になるでしょう。
ネタバレ
彼はお菓子を作ることに対する情熱と才能、
きらめく緑の眼を持つ親切なロマンチストで、
妻や子供たちに甘いと表現されています。
彼は貴族としての地位は低いですが、
彼とエロディとの間は愛情で結ばれている関係であると言及されています。
▮ 名もなき外国の公爵 ◆
39週目に誰とも結婚しないことを選択した場合のデフォルトの結婚相手です。
エロディとの関係は、純粋に政治的なものであり、
これにより対外関係を強化する為のものであるとされていますが、
両者は役割を受け入れており、2人の子供が生まれたようです。
▮ バニオンの婚外子
小さな男の子。
彼は結婚によって生まれたわけではありませんが、父親に認知されています。
彼は2つのエピローグで言及されています。
ネタバレ
エロディがブリンに近づく為に彼女の弟であるバニオンと結婚するのであれば、
ブリンはヘラスの相続人としてこの少年を指名します。
また、エロディがバニオンと結婚すれば、結婚式で花を持つ愛らしい少年が
彼の息子であることが明らかになるでしょう。
直接的には触れられていませんが、エロディがブリンと結婚することになれば、
この少年を相続人に指名する可能性が高いでしょう。
▮ ジョスリンの隠し子
カロリスの若き製革業者。彼はジョスリンが死んでいるか心身ともに障害のあるエピローグでしか言及されていません。
ネタバレ
彼は、フィデリアとの結婚前に、
ジョスリンと務めのメイド(最近死亡した)との間に生まれたと主張します。
ジョスリンが死んでいるならば、彼の主張を確かめることは誰もできません。
エロディはその訴えを無視します。
しかしジョスリンが生きているのならば、ジョスリンは青年をカロリスの後継者に認めています。
ただ、エロディは父の精神状態を思えば、
それが本当に彼女の義理の兄弟であったのかはわからないと思っています。